ソフトクローザーやドアダンパーと呼ばれる、ドアをゆっくり自動で閉めてくれる機構をご存じですか?
室内の開き戸にはあまり付いていませんが、玄関や勝手口のドア上部にはよく見られます。室内ドアに付けることもできますが、結構存在感があるため見た目もあまりよくありません。子供がハイハイするようになって、指詰防止のために背に腹は代えられないと思いましたが、調べてみると目立たない商品があったので試しにつけてみました。
指詰防止以外にも風で急に閉まるのを防止したり、最後までドアがきっちり閉まるのでエアコンの節約にも使えます。
ドアクローザーについて
このタイプはよく見かけるわね。
ドアを開いたときに、伸びるアームが主張してくるタイプだね。
今回見つけたのが、スガツネ工業の「ラプコンドアダンパー」という商品です。
見た目もすっきりしており、開けたときにアームが無様に伸びることもありません。
ラプコンドアダンパー
商品は結構ずっしりしており、両面テープで取り付けるのは難しそうです。同梱のビスで確実に取り付ける必要があります。本体と受け座で構成されており、アームの付いた本体はドア枠に、受け座はドアに取り付けます。それぞれビス2本で簡単に取り付けができます。
受け座のビスが太いので、木割れ防止のため下穴処理をした方がいいよ。
購入前に「右吊元用」と「左吊元用」があるので、必ずどちらのタイプか確認して購入してください。我が家は左吊元用を購入しました。確認の仕方ですが、ドアの開く側に立った時に右側が開けば吊元は左、左側が開けば吊元は右です。
我が家のドアを例に見てみると、開く側に立って、右側が開くので「吊元は左」ということがわかります。
取り付け可能寸法は画像を参考にしてね。
取り付け方
我が家の扉は取り付け寸法内だったので、正攻法で取り付けていきます。
まずは本体をドアの上枠に取り付けます。ビスは画像の赤丸の二か所で固定します。
本体の取り付けの時には下穴処理はしなかったよ。
本体のアームを開いて、同梱の「受け座取り付けテンプレート」をドアに貼り付けます。
アームを開くときに力がいるので、怪我に注意してね。
テンプレートをドアに貼り付けたら、ガイド穴に合わせてドリルで下穴を開けます。
受け座取り付けビスの太さが4ミリなので、木割れを防ぐために下穴を開けた方がいいよ。
ちゃんと受け座の溝に本体のローラーが入るかを確認し、化粧パネルを取り付けます。溝にローラーが入らない場合は、受け座のビス穴が長孔になっており左右の微調整可能です。
アームが受け座の溝に入ると、自動でドアを引き込んでくれます。
ドアの音で子供が目を覚まさなくなるし、指詰も予防できるし本当にいい商品ね。