引き戸はソフトクローザーが内蔵されているものも多いですが、我が家の引き戸はありません。子供の指詰が心配なので、後付けでソフトクローザーを付けました。今回使用したのは株式会社サヌキの「ドア音ケア<引き戸用>」という商品です。
商品の仕様上、上枠は扉から18mm以上のスペースが必要ですが、扉と壁が面一でスペースゼロの場所に取り付けました。難しい加工も不必要で、商品以外のパーツも使わずに取り付けできたので、参考になればと思います。
ドア音ケア<引き戸用>
この商品はドアを閉めるときのソフトクローズだけでなく、開けた時もソフトオープンします。さらに取り付けの際にビス止めする必要がなく、両面テープで簡単に設置できます。
赤枠1のパーツを上枠に取り付け、赤枠2の引き込み機構の付いたパーツをドア面に取り付けます。
本体についている受け座が、上枠につけたパーツを捕らえることによって、ドアを引き込みます。この引き込み機構が左右についているので、ドアの開閉時ソフトに引き込むことが出来ます。
取り付け可能な引き戸は、画像を確認してください。
我が家は取り付け不可の引き戸だったけど、簡単に取り付けできたよ。
取り付け方
丁寧すぎて逆にわかりにくいと噂の説明書が入っていますが、構造さえ理解できれば説明書も同梱のガイドパーツも必要ありません。そもそも我が家は規格外のドアなので、正攻法では取り付けできません。
まずは本体ユニットを扉の上部の好きな場所に水平ラインを意識して貼り付けます。我が家では閉め切り側の端に貼り付けました。
上端ということさえクリアしていれば、本当にどこでもいいよ。
次に上枠に取り付けるパーツを貼り付けます。本来は突起とは逆面に両面テープが付いており、枠内に貼り付けますが、スペースがない為枠の側面に貼り付けます。本体の受けパーツを内側に引き込み、突起とうまくかみ合う位置取りで両面テープで貼り付けます。この時も水平ラインを意識してください。
使用した両面テープは「Scotch」の建築用厚手強力両面テープです。上枠取付パーツの側面には緩いカーブが付いていますが、厚手の両面テープを使用することで問題なく取り付けることが出来ます。
もともと付いていた両面テープは、巻き取るようにすると綺麗にはがせるよ。
開け切り側も同様に本体の受けパーツを内側に引き込み、突起とうまくかみ合う位置取りで両面テープで貼り付けます。
最後に化粧パーツをはめ込めば完成です。
受け口が樹脂だから耐久性は心配だけど、見た目すっきりで機能性も抜群ね。