照明のIoT化をするにあたって、方法は様々ありますが、一番手軽なのは既存の壁スイッチを物理的に押してくれる装置を取り付けることでしょう。電球を変えるのも手軽ですが、シーリングライトや細長い形状のベースライトなど、簡単に変えられないものもあります。その点壁スイッチを押してくれる「スイッチボット」なら、壁スイッチで点灯する照明はなんでもIot化することが出来ます。
我が家の壁にあるコスモスイッチをスイッチボットで自動で点灯できるようにしたので、取り付け方を含めて紹介したいと思います。
スイッチボット
我が家は節操もなく様々なメーカーのスマートホーム家電を導入しています。それにはもちろん理由があって、「スマート電球ならこのメーカー」「スマートリモコンならこのメーカー」とそれぞれのメーカーが1つの機能に特化したものしか扱っていなかったからです。
スマートホームというものが、一部のハイソサエティーが導入し始めた黎明期、一般家庭でも認知され始めた過渡期を経て、今現在さまざまなメーカーが商品をブラッシュアップする発展期を迎えています。「スイッチボット社」も初めは”スイッチ”を押してくれるロ”ボット”を作製していましたが、今や様々な商品をリリースしています。
これからスマートホーム化を目指す人で、メーカーを統一したい場合真っ先に候補に挙がるメーカーの1つです。
ボットの取り付け
写真のようなコスモスイッチのキッチン部分のスイッチを操作したい場合、スイッチの右上端を捕らえるように設置します。
真ん中寄りにつけてしまうと正常に動作しないよ。
壁とスイッチの段差部分も上手く処理しないと正常に動作しません。
写真のように取り付けてしまうとスイッチは押せないよ。
クロス部分に細工したくなかったので、ボット裏側に12.7mm×5.8mmのソフトクッションを貼り付けることで解決しました。
設置前に仮置きでしっかり動作するかを確認したほうがいいよ。
スマートスピーカーとの連携
スマートスピーカーとの連携には「SwitchBotハブ」が必要です。ボット単体ではブルートゥースでつながる範囲内のスマホでの操作は可能ですが、音声や外出先からの操作はできません。「SwitchBotハブ」はスマートリモコン機能もあるので、スマートホーム化にはマストバイの製品です。
リモコン操作できるシーリングライトならハブだけでIoT化できるよ。
何をするにしてもハブは買って損はしないので、セットで購入をお勧めします。